やめてみた、というか、辞めた。
転職決定したら絶対に書こう!と思っていた、転職備忘録。
ついに書ける時が来たので、ガンガン書いていくことにしようと思う。
【スペック】
・今年25歳、社会人3年目
・現職はメーカーの営業職。
・強みや特別な資格などは皆無
【転職を思い立った経緯】
去年の夏(社会人2年目)で鬱になり、休職を挟んだのが一番大きな理由だったと思う。
顧客対応で、心が摩耗していた。クレームや度重なる納期遅延。遅れているのは生産部門が原因なのに、あなたが指揮を執ってどうにかしてね、という無茶ぶり。2年目の人間がどうにか出来るわけない。それでも、変なところで責任感が強いからか、頑張りすぎてしまった。その結果が、鬱。
仕事のストレス以上に、貯金残高が減る方がしんどくて、心に鞭を打って2ヶ月で復帰した。
仕事内容が変わり、営業として顧客と直接話す機会は減ったけれど、それでも顧客と話すのは心臓を小さな針で刺されているような気分だった。営業以外の仕事がいいな、と、それからずっと考えていた。
もうひとつは、会社の雲行きが怪しかったからだ。復職後、何人も人が辞めた。管理職レベルですら、辞めていく。会社で頑張っている人には申し訳ないが、泥船にしか思えなかった。その泥船をどうにかしなきゃ、と高すぎる責任感が故に思いかけてしまった。が、そこまでする義理は無いし、わたしの仕事じゃないな、と考え、転職に舵を切った。
(休職を経て、成長したのは割り切って考えられるところなのかもしれない)
【第一次転職活動】2022年12月~23年2月
思い切りのよいタイプなので、「この会社無理だわ!」と思った15分後に、転職エージェントへ面談を申し込んだ。(マ●ナビの第二新卒向けだったはず)
営業職は営業職へと渡り歩く方が簡単に転職出来るそうで、実際に紹介してもらった求人は営業が殆どだった。
営業はもう嫌だな~と思っていたが,その時は今の状況から脱したい気持ちが強く、とりあえず数社受けてみた。
3社書類を出し、2社最終面接を受け、1社は最終落ち、もう1社は辞退。
(最終落ちした時点で心が折れた。理由は後述)
こんな感じで第一次転職活動は終わった。
エージェントの方はさすが大手というべきか、すごく親切で対応が良かった。
ただ、平日の9時17時でしか面談(対面も電話も)が出来ないから、定期的に有休を取らなくちゃいけないのがしんどかった。オタクはエンタメ以外で有休を取りたくない。こんなに有休を費やしたのに…というがっかり感。大した数は応募していないのに、モチベーションが薄くなってしまい、そのまま自然と転職をあきらめた。
大手のエージェントのメリット
・自分のふわふわとした考えや理由を言語化するのが上手いと感じた。すぐに自己PRが埋まる。
・応募企業の条件が見やすく、大手だからか紹介企業の幅が広い。業界や職種が決まっていない時はおすすめ。
デメリット
・面談が平日のみ。有休日数に余裕がない第二新卒にはちょっと困る。
【第二次転職活動】2023年4月~5月末
それでも転職が諦められなかった。弊社の雲行きが怪しいどころか雨が降り出したからだ。このままこの会社にいるの、まずくない?という不安がよぎった。やるかあ、と腰を上げて、第一次とは違うエージェントに連絡をした。
(マ●ナビのエージェントスカウトで、メールが来ていた中で適当に選んだエージェントの会社。ベンチャーっぽい。)
今回は素直に「営業はやりたくない」というのを伝えた上で、面談をする中で、「ITの技術系向いてるんじゃない?」と言われた。全然考えていなかったので、そういうのもあるのか~と思い、とりあえず面接を受けた。
その会社が転職先の企業で~す。契約社員だけど比較的大手で、給料のテーブルが明確なのが良かった。人間やっぱりお金だから、頑張っても報酬が無いならやる気はでない。御恩と奉公もそんな感じだから。
(今の会社は残業代も出ないので、稼ぐぞ!と思っても手段がない)
内定が出たのが5月の末だから、約1か月と少しの転職活動だった。
ベンチャーっぽいエージェントのメリット
・時間の融通が利く。仕事終わりの20時からオンライン面接、とかも対応してもらえた。
・連絡が基本的にラインなので、些細なことでも気軽に相談できる。
デメリット
・紹介企業の幅は、大手と比較すると狭め。
・エージェントの当たり外れが大きい(相性が悪い人に当たる可能性も大きい。大手はチェンジ!出来る)
こんな感じ。
やっぱり思い立ったが吉日って大事だなと思わされた。
実際に転職をしなくても、転職活動のアンテナを張る(情報収集したり、面談したり)ことはしておいてもいいんじゃないかなと。
11月からは新天地でがんばるぞ~。